読んだ本
読むに至った経緯
今までRDBMSやDBテーブル設計に関わる機会がなかったため、基礎的な部分から実践的な勘所まで把握したいと思い、評判の良さそうな本書を読んでみました。
感想
- 数年前にドメイン駆動設計やドメインモデリングにのめり込んだことがあるが、DBテーブル設計で考える事も基本的には同じことだと思った
- 第1部 DB設計総論、第2部 RDBMS総論の内容は、基礎的なことから実践的な考え方まで参考になることばかりで大変良かった
- その技術が登場した背景と歴史を理解するのは大事なことだと思ってるので、Codd氏がリレーショナルモデルを発表した時代以降の歴史が知れて良かった
- 集合論など数学的な部分も興味が持てたので、時間があれば調べたい
- 1つ目のレッスンのまとめに「この題材であれば、容姿を見てから設計完了まで1分が目安です」と書いてあって、全然そのレベルではなかった
- 2006年初版発行なのだが内容に全く問題はなく、自分が知りたいことが書いてあったしレベルもちょうど良かった
- 現代のWebアプリケーション開発ではどのようにシステム構築するのか考えたい
- ストアドプロシージャは今でも使われる手法なのか?→ケースバイケースだし用法容量を守って使いましょうという結論な気がする
- クラウド前提でシステム構築する時の基本的なアプローチの仕方を知りたい。
- リンクは、こういう知識が足りないなと思ったものを適当に選んだだけ
- RDSとAuroraの違いって?どちらを使う?②
- DynamoDBとAuroraで作るミニマムなデータ基盤の事例紹介
- リレーショナルデータベースから DynamoDB への移行
- P.80 「経営資産としてのRDBMS」という考え方は今はさらに重要になっていて1つの会社にとどまらない資産になりつつあるようだ